VANTAN GAME ACADEMY-
2021
STUDENTS WORKS | DANTE NARAKU
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STUDENTS WORKS | DANTE NARAKU
DANTE NARAKU 3D横スクロールアクションゲーム(PC)
「∞(インフィニット)プロジェクト」は株式会社グラスホッパー・マニファクチュアのCEO/ゲームデザイナーを務める須田剛一氏監修の元、イタリアのゲーム専門スクール「Vigamus Academy」と共同でゲーム制作を行なうプロジェクトです。本プロジェクトを通して制作するゲームは1作品。企画の審査から進捗管理まで、総合的に監修と指導を行ないます。
本作は日本とイタリアの共同で
制作された"DANTENARAKU"です。
テーマは、イタリアで生誕700周年を迎えたダンテの代表作である"神曲"です。
主人公のダンテは奈落に拐われたベアトリーチェを取り戻すため、閻魔が支配する奈落へ向かいます。
ジャンルは横スクロール型アクションゲームです。ダンテは槍の近接攻撃とグローブから放たれるショットの遠隔攻撃で戦います。そして本作の大きな特徴は、カルマシステムです。ダンテは武器の強化などから、さらなる力を得ることができますが、その代償にカルマが削られていきます。
そしてカルマの状態によって、エンディングが分岐します。
果たしてダンテは、無事にベアトリーチェを取り戻すことができるでしょうか。
主人公のダンテは奈落に拐われたベアトリーチェを取り戻すため、閻魔が支配する奈落へ向かいます。
ジャンルは横スクロール型アクションゲームです。ダンテは槍の近接攻撃とグローブから放たれるショットの遠隔攻撃で戦います。そして本作の大きな特徴は、カルマシステムです。ダンテは武器の強化などから、さらなる力を得ることができますが、その代償にカルマが削られていきます。
そしてカルマの状態によって、エンディングが分岐します。
果たしてダンテは、無事にベアトリーチェを取り戻すことができるでしょうか。
COMMENTS FROM COMPANIES
企業からのコメント
企業からのコメント
須田 剛一 株式会社グラスホッパー・マニファクチュアCEO
ゲームスクールで学習する学生にとって最高の体験は、ゲームを開発することです。
今回のインフィニティプロジェクトでは、日本のバンタンとイタリアのビガムスの学生たちが海を越えて共同でゲームを開発するという大胆で実験的な試みを行いました。僕は監修という立場で学生たちの近くでゲーム開発を見守ったのですが、プロの現場でも起こるような共鳴や衝突を繰り返し、まるでスクラップアンドビルドの代名詞である大胆な仕様変更も現場で起きたりと、生々しい開発経験を経てゲームが完成しようとしています。この言葉の壁も越えた大きな経験が学生たちがプロの現場に入った時に、きっと大きな財産になるでしょう。
今回のインフィニティプロジェクトでは、日本のバンタンとイタリアのビガムスの学生たちが海を越えて共同でゲームを開発するという大胆で実験的な試みを行いました。僕は監修という立場で学生たちの近くでゲーム開発を見守ったのですが、プロの現場でも起こるような共鳴や衝突を繰り返し、まるでスクラップアンドビルドの代名詞である大胆な仕様変更も現場で起きたりと、生々しい開発経験を経てゲームが完成しようとしています。この言葉の壁も越えた大きな経験が学生たちがプロの現場に入った時に、きっと大きな財産になるでしょう。
COMMENTS FROM DEVELOPER
開発者コメント
開発者コメント
戸谷 和也 ゲーム制作大学部2年
今回、イタリアの学校と共同制作ということで、イタリアの文学最大の詩人でルネサンス文化の先駆者とされる”ダンテ”をテーマに制作した、2Dスクロールアクションゲームです。突然ですが、何度も挑戦するゲームはお好きですか?
このゲームでは、なんども一回ゲームオーバーになってしまうと振り出しに戻されます。ダンテの名言のとして【The path to paradise begins in hell.】(天国への道は地獄からはじまる。)があります。神曲後のダンテが再び地獄に行き、愛するベアトリーチェを閻魔から助け出すため、ダンテは何度も閻魔に挑みます。クリア時のプレイヤーの状態によって、変わるエンディングも楽しんでいただけたらと思います。イタリアと国境や言語を超えたチーム製作ということで、チーム同士の情報の伝わり方を考えることが何よりも難しかった中、試行錯誤しながら、両チームともに完成度を極力高めようと努力した作品になります。ぜひ、何度も何度も挑戦して、さまざまなエンディング条件を達成してみてください。
このゲームでは、なんども一回ゲームオーバーになってしまうと振り出しに戻されます。ダンテの名言のとして【The path to paradise begins in hell.】(天国への道は地獄からはじまる。)があります。神曲後のダンテが再び地獄に行き、愛するベアトリーチェを閻魔から助け出すため、ダンテは何度も閻魔に挑みます。クリア時のプレイヤーの状態によって、変わるエンディングも楽しんでいただけたらと思います。イタリアと国境や言語を超えたチーム製作ということで、チーム同士の情報の伝わり方を考えることが何よりも難しかった中、試行錯誤しながら、両チームともに完成度を極力高めようと努力した作品になります。ぜひ、何度も何度も挑戦して、さまざまなエンディング条件を達成してみてください。
COMMENTS FROM DEVELOPER
開発者コメント
開発者コメント
Umberto Tonella Vigamus Academy
バンタンゲームアカデミーの仲間と一緒に仕事をすることで、チームワークを真に理解し、ダンテ・アリギエリの『神曲』と日本神話をミックスした特別な作品を作るという、ユニークでエキサイティングな、そして何よりも刺激的な経験をすることができました。また、須田さんのような素晴らしいプロのクリエイターの方から直接指導していただき、目標を達成するための大きな意識が生まれ、自分の創造性やゲームへの情熱をますます高めることができました。
Project INFINITO 3は、私にとってゲーム業界へ進む大きな一歩となりました。この経験は、私を大きく成長させ、プロとしての将来のビジョンを導くものです。
Project INFINITO 3は、私にとってゲーム業界へ進む大きな一歩となりました。この経験は、私を大きく成長させ、プロとしての将来のビジョンを導くものです。
VANTAN GAME ACADEMY TOKYO GAME SHOW 2021 イベントレポート
COMMENTS FROM DEVELOPER
出展後感想コメント
出展後感想コメント
戸谷 和也 ゲーム制作大学部2年
私たちは今回PCゲームエリアでInfinitoプロジェクトで製作した作品、「Dante Naraku」を出展をしました。
今回は例年より限られた範囲での出展とのことでしたが、十分にお客様に楽しんでいただけたと思います。また、私たちの作ったゲームを、著名な実況者の方々や芸能人の方にも遊んでいただく機会を得られたことはとても嬉しく感じました。
東京ゲームショウという大きな舞台で多くのお客様に試遊していただき、そこで頂いたご感想から得られたものも大きかったです。私たちのゲームは高難易度のアクションゲームだったので、難易度が高いというご感想を多くいただきました。お客様も限られた時間の中お越しいただいているので最後までプレイしていただくことは難しかったですが、その中でも夢中でプレイしていただき、そこで頂いたいくつかのご意見から、細かい改善点を見出すこともできました。
製作したゲームを、実際にお客様とコミュニケーションをとりながらプレイしていただく機会は今後もなかなかない経験だと思うので、この経験を活かし、更なる成長へ繋げたいと思います。
今回は例年より限られた範囲での出展とのことでしたが、十分にお客様に楽しんでいただけたと思います。また、私たちの作ったゲームを、著名な実況者の方々や芸能人の方にも遊んでいただく機会を得られたことはとても嬉しく感じました。
東京ゲームショウという大きな舞台で多くのお客様に試遊していただき、そこで頂いたご感想から得られたものも大きかったです。私たちのゲームは高難易度のアクションゲームだったので、難易度が高いというご感想を多くいただきました。お客様も限られた時間の中お越しいただいているので最後までプレイしていただくことは難しかったですが、その中でも夢中でプレイしていただき、そこで頂いたいくつかのご意見から、細かい改善点を見出すこともできました。
製作したゲームを、実際にお客様とコミュニケーションをとりながらプレイしていただく機会は今後もなかなかない経験だと思うので、この経験を活かし、更なる成長へ繋げたいと思います。
イタリアとの共同制作プロジェクトが始まって一番衝撃的だったことが「言語の違いによる言葉の解釈の差」でした。
例としては、「ステージ」の解釈に違いがあったことです。日本では「ステージ」は、マリオでいう1-1、2-2などといった「面」をイメージするのが一般的だと思われますが、イタリアでは「ステージ」が「レベル」という認識であったため、伝達事項の中で認識のズレが起きていました。
なので、文化の違いによる認識の違いがあることに気を付けるとコミュニケーションがスムーズになりやすいと思います。
このようなコミュニケーションの問題は、イタリア側との間だけでなく同じ日本人同士でも起こりえます。その為、こまめな報告、連絡、相談の3点を特に重視すると早く問題解決できると思います。
また、困ったときに相談できる関係を作ることも大切です。
今回のプロジェクトで他にも学んだことはたくさんありますが、コミュニケーションと、全体の空気づくりを意識することの大切さを特に感じました。
これから参加する皆さんもこれらを意識して楽しいチーム製作をしてください。
これから参加したい方へ
戸谷 和也 ゲーム制作大学部2年