ドットアニメーション(どっとあにめーしょん)

た行

用語詳細

画像データを拡大していくと、実は1つ1つの点により1枚の画像が構成されていることがわかる。これを、ピクセルやドットと呼ぶ。
ゲームが普及し始めたころ、家庭用ゲーム機やコンシューマーゲーム機の性能は現代と比較してはるかに低いものだった。そのため、少ない容量の中にプログラムとグラフィックデータを取り込むために、解像度や色数が少ないグラフィックを用意する必要があった。それがドット絵と呼ばれるもので、解像度や色数が制限されるため1つ1つのピクセルが判別できる状態となっている。
このドット絵を静止画の状態で複数枚読み込んで連続再生した映像や、アニメーション制作ソフトなどで動かしたものを「ドットアニメーション」と呼ぶ。
今では3DCGをふんだんに用いたゲームやアニメが一般的になったせいか、レトロゲームやドット絵に再び注目が集まっている。例えば、あまりの難易度の高さから世界中でハマる人が続出して話題になった「Flappy Bird」や、「TIME誌が選ぶ歴代ゲームベスト100」にリストアップされたPCやNintendo DS/3DSなどでプレイできるアクションゲーム「洞窟物語」などがドット絵を使った人気作として挙げられる。

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