【就職方法】イラストレーター専門学校のその先

イラスト専門学校に進学を考えている方の中には、「イラストの専門学校を出て、イラスト会社に就職しよう」「一日中、好きな絵を描くことを仕事にしたい！」なんて考えている方もいらっしゃるかもしれません。

では、専門学校を卒業すれば必ずイラスト関係の仕事に就くことができるのでしょうか？この記事では、イラストの専門学校卒業後の就職の現状や、イラスト会社に就職するためにはどうしたらいいかなど、気になる専門学校卒業後の就職についてご紹介します。

イラスト専門学校を卒業すると、どんな会社で仕事ができるの？

イラスト系の専門学校を卒業したら、どんな就職先があるんだろう？と疑問に思う方も多いと思います。イラストが描けても、イラストレーターとして実際に仕事するのは難しい？と心配する方もいるかもしれません。

でも、そんな心配は無用です！
専門学校などで、基礎からしっかりと学び、幅広い表現力を身につけることができれば、質の高い作品を生み出すことができるようになります。

さらに、クリエイティブ業界の企業との強いつながりを持つ専門学校で就職サポートをしてもらうことで、ゲーム・アニメ関連の会社やデザイン事務所などへ就職できます。

実績を積めばフリーランスとして活躍できる可能性もあります。

専門学校卒業後に多い就職先

では、専門学校卒業後に多い就職先は、具体的にどんなところなのでしょうか？主な就職先と、それぞれの業務内容を詳しく紹介していきます。

ゲーム・アニメ会社

まず、就職先として多いのは、ゲームやアニメ関連の会社です。最近は、ソーシャルゲームが人気で、それに関わるゲームイラストレーターの需要も増えています。ゲームに登場するキャラクターに加え、アイテムや背景なども描く仕事です。

また、アニメ会社も卒業後の就職先として多い職場です。アニメに登場するキャラクターを創り出してデザインしたり、背景を描いたりするのが主な仕事になります。

ゲームもアニメも、作品をつくるための大きなプロジェクトで動いていきます。同じチームや他部署のスタッフと円滑に作業を進めるための、コミュニケーション能力も必要です。

デザイン事務所

次に挙げられるのはさまざまなデザインを手掛ける、デザイン事務所です。単行本、ポスター、パンフレット、商品パッケージのほか、文房具やWEBコンテンツなど、制作ジャンルが幅広いのがデザイン会社の特徴です。ジャンルを絞らず、色々なイラストを描いてみたい、という方にはオススメです。

プロジェクトごとに、ディレクターやデザイナーも含めたチームで仕事をすることが多いため、コミュニケーション力や提案力があると、さらに活躍の場が広がります。

出版社

出版社が「イラストレーター」という職種の求人募集をすることはほとんどありません。外部のイラストレーターを起用することが多く、小さめのイラストや簡単な手直しなどができるスタッフが社内にいると便利なので、イラストやデザインのスキルを身につけた人を採用する場合があります。

本や雑誌の文章に添えるイラストなど、多くの人の目にふれる案件を担当できることもあるので、自分の力をアピールでき、やりがいも感じられる仕事です。

広告制作会社

クライアントの依頼を受け、CMや宣伝広告などの制作を請け負う広告制作会社も、就職先のひとつです。新聞・雑誌に掲載する広告やチラシなどの制作を手掛けることも多いので、デザイナーやイラストレーターなどの求人もあります。

一般企業の商品企画やデザイン、開発部門

イラストが描けるスキルを生かせるのが、一般企業の商品企画や開発部門です。求人はあまり多くありませんが、例えば、商品企画やデザイン開発部門を設けている文房具の制作販売会社、自社でパッケージのデザインまで行う製菓会社などが挙げられます。

普段デパートやスーパーなどで、気になるデザインの商品に出会ったら、その会社がどんな会社か、デザイン部門でスタッフを募集していないかを調べてみるのもいいですね。
思いがけないところで魅力的な求人に出会えるかもしれません。

フリーになる人もいる

高い実力や飛びぬけた絵のセンスがあれば、卒業後も会社に就職せず、フリーランスとして仕事をスタートするという決断もあります。

しかし、実力があってもゼロから仕事を生み出すことはできません。まずはポートフォリオを用意して自分を売り込むことから始める必要があります。
さまざまな人脈やコミュニケーション能力はもちろん、断られても落ち込まず次に進む精神力も必要です。

また、最近は「クラウドソーシング」で仕事を探す方法もあります。サイトへ会員登録し、仕事を検索して自分が受注できそうな案件に応募し、採用されれば実際の制作作業を行います。ほとんどの場合、やり取りはサイト上で行われます。

イラストやロゴデザインに関する仕事も多く募集されているので、一つひとつ案件をこなし、実績を増やしていくことで、フリーランスとしての活躍の場を徐々に広げられる可能性があります。

就職に強い専門学校とは？

同じようにデザイン系の専門学校を卒業しても、希望の職種に就職できる場合とできない場合があります。専門学校ならどこでもいいというわけではなく、就職に強い専門学校を見極める必要があるのです。

就職に強い専門学校とは、イラストを描くスキルだけではなく、イラストレーターやデザイナーとして仕事をするために必要な「マルチな能力」を身につけられる学校です。

実際の作業では、企画・デザイン力に加えクライアントやチームメンバーとのコミュニケーション能力が必要です。さらに、写真撮影の技術やイラストレーション、コピーライティングなどの幅広い知識や技術も求められる場合も多いからです。

イラストレーターを目指すのに、東京でおすすめのイラスト専門学校

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まとめ

せっかく専門学校を卒業したのに、就職先が見つからない…ということも少なくありません。しかし、基礎からしっかりと学び、質の高いイラストを生み出す能力に加え、即戦力となるマルチなスキルを身につければ、必ず就職することは可能です。

そのためには、基礎から最新スキルまで教わることができ、企業とのつながりがあり、最適なアドバイスとフォローを行って就職をサポートしてくれる学校を選ぶことが重要です。イラスト専門の学校なら、カドカワグループの一員の、企業連携授業や就職サポートの充実した「バンタンゲームアカデミー」がおすすめです！