『Fate/Grand Order』クリエイティブプロデューサー・塩川洋介先生による特別セミナーを開催!

東京校
ゲーム学部

「世界で一番、社会に近いスクールを創る」をビジョンに掲げるバンタンゲームアカデミーでは、入学を検討中の中高生へ向けた体験イベントを実施しています!

リエイティブプロデューサー・塩川洋介先生による特別セミナーを開催!

2024年323日(土)は、春からの進路選びに向けてバンタンゲームアカデミーの魅力を知っていただくスプリングセミナーを開催!バンタンゲームアカデミー卒業生であり、大人気スマホゲーム『Fate/Grand Order』のクリエイティブディレクターを務めた塩川洋介先生をお迎えして、ゲーム作りに興味のある高校2年生を対象に、約4時間にわたるトークライブとワークショップを開催しました!

午前中は塩川さんと本校メンバー3人によるトークライブからスタート

まずは塩川さんと、バンタンゲームアカデミーメンバー(在校生)でプランナー専攻の平田さん、プログラマー専攻の相羽さん、外山さんが挨拶を行いました。

塩川さんは2000年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)に入社し、2009年にSQUARE ENIX, INC.(北米)に出向。

その後、さまざまな企業での経験を経て独立し、2022年にファーレンハイト213株式会社を設立。『MURDERED 魂の呼ぶ声』『キングダム ハーツ』『キングダム ハーツII』『ディシディア ファイナルファンタジー』など数多くの作品の制作に携わっています。

 

「役に立つことや、将来の不安を取り除く話をできたらと思っています」

塩川さんがこのように挨拶をすると、温かな拍手が送られました!

質問コーナーでは、バンタンが用意した質問に登壇した4人が回答していきます。和やかな雰囲気の下トークは進み、4人は時に笑い、時に真剣に話をしてくれました。

ゲーム業界を志したきっかけを聞かれると、塩川さんは、「元々は志してはいなくて…、ドラマや映画などのシナリオライターになるつもりで、シナリオの専攻に入学しました。ところが、バンタンのゲーム企画の授業でゲームの面白さを初めて知り、それが目指すきっかけでした」と、意外な進路転向を明かしてくれます!

 

ゲーム業界、ゲーム制作のやりがいについて塩川さんは、次のように話をしてくれました。

「家庭用ゲームでもスマホゲームでも、ローンチ後のユーザーさんの声を聞けるのが一番うれしいです。特にスマホゲームのリアルイベントでは、多くの人の歓声や熱量に触れられるので、やりがいを感じることは多いですね!一方でスマホゲームの場合、いつトラブルが起こるかわからないことから365日、24時間オンの状態に近く、シビアなこともあります」

メンバー3人は口をそろえて、「チーム制作にやりがいを感じる」といいます。

 

それを受けて塩川さんは、

「ゲーム制作は時間、予算、人員が決まっていて、頑張りたい人は良くしようと頑張るけど、みんながそうではない。熱量のある人とそうでない人の温度感やギャップが生まれることがあります」

と、実際のプロの現場をリアルに伝えました。

 

コミュニケーションが得意かどうかを問われると、メンバー3人とも元々は苦手だったとのことでした。

「入学するまで鏡の前で笑顔の練習をしました。入学してからは雑談で実践練習しています」(外山)

「作ったゲームで自分のスタンスを見せて、自分のことを理解してもらいます」(相羽)

「授業でプレゼンテーションや、チーム制作の発表などの機会があります。今は苦手でも、授業を通じて自然にコミュニケーションを取れるようになりますよ!」(平田)

 

それに加えて塩川さんは、次のように後押し。

「チーム制作をしているうちに、必要最低限は身に付けられます。私の場合、今は仕事のスイッチを入れ、役割を演じるつもりでディレクターをしています。これは、社会人になって後天的に身に付けたので、今はコミュニケーションに自信がなくても大丈夫!」

トークライブの後は、質疑応答。参加者からは、さまざまな質問が寄せられました!

 

高校生の時からやっておくべきことを質問されると、

「さまざまなジャンルのゲームに触れておくと、他の人と話をしやすくなりますね」(外山)

「作りたいジャンルのゲームをいくつかリストアップしておくこと!」(相羽)

「卒業まで意外と時間がないんですね。しっかり目標を持っていると、迷子にならないで済みますよ」(平田)

などとアドバイス!塩川さんはそれらに同意しつつ、

「どうなりたいかを早いうちにイメージしておくといいですね!おすすめしないのは、会社で決めること。同じ会社でも、その中のチームによって色合いが違うので、それに合わせて進路を決めた方がいい」

と、卒業後のことまで見据えたアドバイスをくださいました。

トークライブ、質疑応答ともに充実した時間になったことが参加者の拍手の大きさから伝わってきました。

お昼休憩は参加者同士でランチ

トークライブの後は、参加者が校舎1室に集まり、昼食タイム!

 

参加者にトークライブの感想を聞くと…

「以前にもバンタンの体験授業に参加したことはあったけど、今回は学校の雰囲気までつかむことができてよかったです!」

「先輩方の話を聞いて、今はコミュニケーション能力に自信がなくても、なんとかなるということがわかりました!」

「決められたことだけに従うのが苦手なので、自主性が大切という話を聞いて自分に合っていると感じました!」

「トークライブを聞いて気になったことを聞けたのでよかった♪」

「進路に迷っていて、トークライブを聞いて、自分がどうするべきかがわかったので、役に立ちました!」

などのコメントがありました。

午後はワークショップを開催

引き続き塩川さんが登壇し、ワークショップをスタート!

「今回の参加者が将来、どのような進路を選んでいるかはわかりません。ゲーム業界にいてもいなくても、社会人として役立つ考え方を身に付けるのが、このワークショップの目的です」

と塩川さんはいいます。

 

ワークショップは、41組で実施。

制限時間内に各自が意見を出しつつ、お題に沿ったアイデアを付箋に書き、それを机の中心に広げられた模造紙に貼ります。

初めは口数が少なかったチームも徐々にアイデアを交換するようになり、笑顔が生まれる一面もありました♪

その後、各チームが2分の持ち時間でアイデアを発表しました。慣れない作業に苦しみながらも、多くの参加者が達成感を得られたような表情に。

全チームの発表後、塩川さんの講評。塩川さんの話を聞く参加者の眼差しは真剣そのもの。それぞれが、塩川さんの話と自分自身の発表を照らし合わせ、振り返りを行っていました。

 

高校の授業とはまた違う体験は、参加者のみなさんの刺激になったのでしょう!

参加してくださった高校2年生、付き添いの保護者のみなさま、そして塩川さん、ありがとうございました!

バンタンゲームアカデミーの体験イベントでは、入学を検討するみなさまにバンタンの雰囲気を感じて頂ける貴重な機会となっています。

体験授業では同じ趣味の仲間にも出会え、仲良くなれるチャンスでもあります!“

気になる分野や普段経験できない体験をしてみたい人はぜひ体験イベントにご参加ください!

https://www.vantan-game.com/event/

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