2月18日(土)に渋谷ヒカリエ内Hikarie Hall 9階にて行われた卒業制作展「VANTAN STUDENT FINAL」。
会場には、バンタンゲームアカデミーの生徒たちによる、見て驚き体験して面白い、さまざまなゲーム作品が展示されていました。
どのゲームも来場者が体験できるものが勢揃い!前回に引き続き、会場の様子をお届けします。
ホールBを貸し切って行われた展示は、バンタンゲームアカデミーの生徒たちによる作品がたくさん並んでいます。美しくブルーのライトで照らされた会場では、アニメーション鑑賞やゲーム体験ができるブースに分かれていました。
会場を入ってすぐ楽しめたのは、CGアニメーター専攻やアニメ・CG専攻の生徒による、約5分間のアニメーション作品!
短い時間で世界観がしっかり作られており、圧巻のバトルシーンは、RPGゲームのムービーを見ているようです…!
実際に「punkfunktank」を作成した生徒に、制作中に1番大変だったことを伺いました。
「企画から制作、キャラクター決めまで全員で話し合いながら順を追って進めていきました。1番大変だったのは、修正作業です。あらかた作り終わってから作品がより良くなるように修正、修正、修正を繰り返し、終わりの見えない作業でした。正直、もっと良くなるところがたくさんあるので、もう少し時間をかけたかったです。」
そう語ってくれた2年の小松さん。作品のクオリティが高い分、気になるところがどんどん出てきてしまうのかもしれませんね。
また会場の真ん中には、東京ゲームショーに出展したゲーム作品が並びます。中でも人気を集めていたのが、お米とのりの恋愛をテーマにした、恋愛シミュレーションゲーム「のり男子っ!〜おれとおむすびになろう〜」!
なんとこのゲーム、公式ツイッター(@noridanshi_vga20)を開設しており、ファンも多い作品。制作の決め手を生徒たちに聞いてみました。
「今回のテーマが「おむすび」だったので、のり感・お米感をどうやって出すべきかたくさん話し合いました。男子の制服に模様や色味でのり感を出し、女子の制服はお米をイメージさせる白。2人が抱き合うことでおむすびになるっていうところが、この作品の決め手です!」
細部までテーマが決められており、プロ顔負けのクオリティの高さが、ファンの心を掴むポイントなのかもしれませんね。
その他にも、VRゲームやシューティングゲームなど、実際に体験できるゲームがたくさん。ゲームの映像やプログラム構成はプロからの助言を受けながら作成したとのこと。プロ顔負けの作品を楽しむ来場者で溢れていました。
ゲームプランナー専攻によるボードゲームは、ゲームのルールからカードのデザインまで細かく制作。カードを使って行うボードゲームが体験できます。
また、ゲームのストーリーを彩るサウンド制作には、プロのクリエイターが入っているとのこと!プロから指導を受けながら、卒業制作展に向けた準備ができるのも、バンタンゲームアカデミーの醍醐味ですね。
バンタンゲームアカデミーの皆さん、卒業制作展の準備お疲れ様でした。
そしてご卒業おめでとうございます!
日本のゲーム業界をどんどん盛り上げていってくださいね(*^^*)