【東京校】塩川洋介講師による、ディレクター養成ゼミ第3回目。ディレクターに求められる「ハイレベルゴールに基づくディレクション」とは?

東京校
ゲーム学部
大学部

ゲームアカデミーは、業界で活躍する実践的スキルを身に着けるため、現役プロフェッショナル講師による独自カリキュラムを組んでいます。

今回レポートするのは、「ディレクター養成ゼミ」第3回目の講義。教えてくださるのは、『Fate/Grand Order』などに携わり、現在はファーレンハイト213株式会社 代表取締役を務める塩川洋介講師です。

 

 

【課題】

ゲーム企画を、チームで考えよう。制限時間は60分。設定したハイレベルゴールと、アイデアがハイレベルゴールをどのようにサポートするかを説明に含んで発表してください。

 

課題に関して、メンバーそれぞれがアイデアを出し合います。

塩川講師「まずは、アイデアを広げてみましょう。」とアドバイス。

 

 

Aチーム「GENSHI SOULS」>

ハイレベルゴールを理解し、60分ほど議論に励むメンバーたち。ホワイドボードやメモを活用して、アイデアを整理していきます。発表では……

Aチームメンバー「ハイレベルゴールは『頑張って生きる』です。生き抜くことで、達成感や満足度も得られるのではないかと思います」

 

 

Bチーム「万物の霊長に俺はなる!!」>

Bチームメンバーハイレベルゴールは『万物の霊長に俺はなる!!』としました。人類は、頭脳で武器や仲間と力を合わせて頂点を目指します。クリア条件は、人間の個体数と、個々の戦闘力を掛け合わせた数値が、動物界の最高値になったときとします」

 

 

両チーム発表後、塩川講師よりそれぞれのチームの講評をして頂き、

ディレクターに求められる最も重要な役割等も踏まえてお話をして頂きました!

 

 

 

 

 

授業を受けて、在校生たちからはこんな感想が聞かれました。

「これまで、ハイレベルゴールという概念を知りませんでした。今日の学びを活かすと、より面白いゲームが作れると思います」

「去年、チーム制作したとき、『型抜きを使った迷路』というゲームを考えました。制作過程でプログラマーチームから『なぜ迷路にするのか?』という疑問が度々出てきて、迷走しました。最後まで、迷路である必要性が言えなかったのですが、今後はハイレベルゴールを設けて、そのゲームらしさを生み出していきたいです」

 

 

 

 

塩川講師「ディレクター側の視点に立つと、ゲームらしさをコントロールしていくことが職務です。作品制作やチーム制作で、いますぐディレクションを実践していきましょう!」とエールを送りました。

在学中から、業界をリードする現役プロフェッショナルから、生きた知恵・知識を吸収できるのも、ゲームアカデミーの魅力ですね。次回講義も、非常に楽しみです!

 

Fahrenheit 213 Inc.

https://www.fahrenheit213.co.jp

Twitter:@Fahrenheit_213

 

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