CREATIVE ZEROイラスト入学前授業~背景着彩授業~
こんにちは。バンタンゲームアカデミーです。
今回は、入学内定者に向けて行われた導入授業「背景着彩授業」をレポートします。
今回の記事はバンタンゲームアカデミーゲーム・アニメライター専攻の在学生に作成して頂きました!
こちらはバンタンゲームアカデミー東京校D1の校舎を使った授業となっています。
今回の担当講師は濱田講師‼
濵田講師は有名ゲームのスチルや背景に携わっており、実際に現場で活躍しているプロのお方です‼
今回のセミナーでは、濱田講師にPhotoshopと液タブ、ペンタブを使用した「雲や水滴といった背景(自然物)イラストの描き方」について授業をしていただきました。
普段あまり使っていないアプリや機器に不安な受講生でしたが、濱田講師と在校生のサポーターが一から丁寧に教えてくださり、明るい表情へと変わって楽しい雰囲気が教室に広がりました。
1時間でPhotoshopとイラストの基本を学んだあと、さっそく事前に用意された晴天の野球場イラストに入道雲を描くことに。
ここで濱田講師から2つのポイントがあげられました。
- イラストに中線を引いて左右対称にならないようにすること
- 影の中にも、明暗をつけること
「自然物を書くときは、より不自然にランダム書かないといけない。左右対称だと自然物にならない。影も同じ。近くの影を見てみると影にも濃い場所と薄い場所がある。形と色の両方とも変えることによって、自然に近いイラストになる。」と濱田講師は仰います。
講師のアドバイスをもとに真剣な眼差しでイラストを描き上げる受講生。授業終盤には、より自然に近い立体的な絵を描き上げます。クオリティの高さに濱田講師とサポーターも「めちゃくちゃいい!」と太鼓判を押すほどでした。
作品の出来栄えに受講生からも「普段は液タブやペンタブを使ったことがなく、とても不安でしたが、先生に褒めていただけるほど上手に描けて嬉しかったです。今まで自分が書いた絵より立体的に描くことができたので、今後の絵に活かしていきたいです。」と喜びの声が上がりました。
最後に濱田講師から受講生へ、「今回の授業を通して、今までとは違う、デザインをする側の視点を持って生活してほしい」と仰いました。
「アニメを見て、ただ面白いな~ではなく、どうしてその表現をしたのだろう。どんな効果があるのかなといった、作る側の視点を持ってほしい。そこから自分がデザインするときに具体的な発想が見えてくる。」と仰います。
講師の言葉に最後まで真剣な様子で耳を傾ける受講生の姿は大変素晴らしかったです。
次回の入学前授業は7/3(日)実施予定なのでお楽しみに!