ゲームアカデミー東京校にて、作品展「VANTAN EFFORT EXHIBITION(通称:VEE)」が開催されました!3月11日&12日の2日間にわたり、D1校舎、D2校舎を貸し切って在校生(以下、メンバーと呼びます)の作品を展示。各コースの力作が揃ったVEEをダイジェストでレポートします!
5Fには「HERO’S SELECTION」と呼ばれる学内屈伸の作品がお披露目されました。ヒーローズセレクションは、後期末審査会と講師の推薦をもとに選出された優秀者による出展です。
ゲームグラフィック総合辻本さんは、ゲーム企画のオープニング映像を上映。ゲームグラフィック総合寺井さんは、オリジナルゲーム企画「Sugar Break」を公開。キャラモデル、エフェクト、モーション、スチールなどを担当しました。
3DCGクリエイター専攻鈴木さんは好きな作品のキャラクターをモデリング。肌の質感やライティングにもこだわったそう。
ゲームグラフィッカー専攻芦原さんは、造形、デザインにこだわった作品集を展示。CG・アニメーション総合尾辻さんの「中華と寺門」は、「写真かと思った!」というメッセージが寄せられるほど、細部まで緻密に作りこまれています。
キャラクターデザイナー専攻牛尾さんは、『物ノ怪トウキタ』と題した、悪い物ノ怪たちを懲らしめる勧善懲悪アクションRPGを披露。
そして、内田さんの作品は、『英雄クロニクル』産学協同プロジェクトにて応募数69作品の中から、ユーザー投票数1位に輝いた「禍を呼ぶ妖鳥・アーデイナ」などを展示。この1フロアだけでも、わざわざ足を運ぶ価値があるようなハイレベルな作品が揃いました!
<4F>
4Fでは、キャラクターデザイン総合、アート&デザイン大学部、キャラクターデザイナー専攻、ゲームプログラマー専攻、ゲームプランナー、ゲームプログラム総合、ゲーム制作大学部、高等部ゲーム制作専攻がゲーム作品を展示しました。
「Tag game」を開発したゲーム制作専攻橋本さんは「ネズミから逃げてボールを集める3Dホラーアクション脱出ゲームです」と、解説。「一人で作っているので、壁などのオブジェクトの設置が大変でした。でも、自分の代表作品ができたと思います!」と胸を張ります。次年度の目標は「『原神』のようにグラフィックにこだわった作品を作りたい。デザイナーさんなど、自分では作れないパートは、他の専攻で学ぶメンバーの力を借りる予定です」と話します。
こちらは、自由制作作品の乙女ゲーム『のり男子っ!』。金持ち学校に転入する主人公・米の擬人化『小町』と、それを取り巻く4人の海苔を擬人化した男子による胸キュン学園物語です。制作者3名にインタビューしました。
山﨑さん「今回は企画段階から、リーダー的役割を担いました。シナリオはシナリオ学科のメンバーから募ったのですが、メンバー募集、スケジュール管理など総合職としての役割の大変さが身にしみて分かりました」とコメント。
加藤さん「これまでは背景を描く機会が少なかったのですが、チーム制作を通じて背景を一杯描くことができたので、上達したと思います」
田村さん「チーム制作では『線画』と『着彩』が分かれています。工程が分かれていることでチーム制作のポイントや流れをつかむことができました」
<3F>
ゲームプランナー専攻、ゲームプログラム総合、ゲーム制作大学部は、卒業制作の一貫として、ブラック企業からの「リアル脱出ゲーム」を運営。
近藤さんは「ゲームは2種類あり、約1分でできる簡易ゲームと、10分ほどで解けるゲームとを運営しています。お客さんも楽しそうに遊んでくれています。準備期間が少なく、予算も限られている中で、面白いコンテンツが作れたのではないかと思います」と、コメント。
隣の教室でもゲームプランナー専攻とゲームプログラム総合が、株ゲーム、オリジナル陣地取りゲームなど、ユニークなボードゲームで盛り上がっていました!
各分野で、輝かしい作品を披露したメンバーたち。どの作品からも高い熱量が感じられました。メンバー自身も、普段は交流のない専攻の作品を目の当たりにし、感性を刺激されたのではないでしょうか。