こんにちは!
バンタンゲームアカデミー東京校です!
去る2月12日(水)、ノルウェーのフリースクールに通う学生8名が東京校を訪れ、バンタンの学生たちとの交流会が開催されました!
フリースクールとは、北欧では「フォルケホイスコーレ(folkehøgskole:成人教育機関)」と呼ばれる全寮制の寄宿学校を指します。
入学試験やテストが無く、学生が「学びたい!」と思うことをじっくり学び、社会人になる前に自分が進むべき進路を見出す場所でもあります。
今回は、Namdals folkehøgskoleというノルウェーのフリースクールから、8名の学生が交流会に参加してくれました!
彼らは主に、舞台衣装のデザインや写真撮影のスキルを学んでいます。
学校の近くには農場があるので、コスプレやメイクをした学生が馬に乗った写真を撮影することもあるそうですよ!
交流会はバンタンの代表者からの挨拶でスタートし、東京校の紹介と学生たちがフォルケホイスコーレでどんなことを学んでいるかをお話してくれました。
その後は、池袋で毎年開催されている大規模なコスプレイベント「池袋ハロウィンコスプレフェス」の舞台で、バンタンの生徒たちが昨年発表した作品をスライドで鑑賞してもらいました!
バンタンの学生たちは毎年、このイベントの為に演技やセリフ、ダンス、デジタル映像の制作など、約半年の月日をかけて舞台の準備をしています。
音楽やレコーディングに関してはすべて学生たちのオリジナルで、12~13曲数手がけています。
真剣な表情で、スライドの映像を見つめる学生たち。
ノルウェーの学生たちは、刀を持った立ち回りに特に興味を持ったようです。
バンタンでは、こういった舞台発表に携わったりコスプレの経験をしたりすることによって、将来スクールを卒業した学生たちが、プロとして必要な知識を身につけ様々な職業に活かせる素養を育てていけると考えています。
卒業後の就職率がほかのスクールに比べて非常に高いのは、制作や発表などを通して学んだスキルを、生徒たちが実際に経験できる場が用意されていることが理由の一つかもしれません。
スライド鑑賞後は、バンタンの学生たち、ノルウェーの学生たちが一人ずつ自己紹介をしました。
日本語で挨拶や自己紹介をするノルウェー人の学生もいましたよ!
自己紹介の後は、フォルケホイスコーレの先生から、スクールでおこなっている活動の紹介をしていただきました。
主に、衣装のデザインや制作、かつらの加工、フォトシューティング(写真撮影)などを学べるそうです。
その後はノルウェーの学生たちが、自分たちがそれぞれメイクをして、衣装を身に着けて撮影した作品を見せてくれました!
その完成度の高さ、写真のあまりの美しさに、バンタンの学生たちは感動の声をあげていました。
フリースクールでは、写真撮影をおこなうときの表情を、鏡を見ながら研究するそう。フォトグラファーのアドバイスで、表情をどんどん変えていったりすることも。
バンタンの学生たちからとても評価が高かったのが、このキャラクターになりきっている彼らの「表情」でした!
最後には、双方の学生同士で連絡先を交換し合ったり、作品についてお互いの意見を述べたりと盛んにコミュニケーションをとることができました。
10月に行われる池袋ハロウィンコスプレフェス、今年もバンタンの学生たちが参加しますが、その舞台で使われるバックスクリーンの映像にノルウェーの学生が制作した作品をモニターで流してみては?という意見が飛び出し大盛り上がり!
もしもこの企画が実現したら、素晴らしいですね!
今回の交流会では、学生たちが国や文化を超えて、お互いの素晴らしいところを褒め合い、刺激を与え合うという、またとない貴重な体験となりました!