OSAKAもの・ことづくりラボ(※)との全校産官学協同プロジェクト『Specialty OSAKA』vol.3 選抜10チームによる、最終審査会 レポート!
2019年7月から始まった、大阪府より依頼を受けてスタートした「新しい大阪らしさ」を発信する為のプロジェクト
『Specialty OSAKA』もいよいよ大詰め。10月の学内選考、11月のゼミを経て、今日はついに最終選考会です。
学内50チームの中から選ばれた10チームが自分たちの企画をプレゼンします!
会場は大阪府庁の正庁の間。
大阪府庁は大正15年に建てられたモダニズム建築様式を色濃く見せる建物で、その5階にある正庁の間は、式典などが行われていた大広間です。
選考会が始まる前から、学生たちはみんな緊張した面持ち。審査員の方たちが入場すると、まず「起立・礼」から始まりました。
自分たちの企画を見てくださる審査員の方たちのことを、先生方と同じ存在のように思っていることが伝わってきます。
そんな緊張している学生たちを、特別講師のフォーリンデブはっしーさんが、持ちネタの「こんニクはー!」と和ませてくれました。
いよいよプレゼンがスタート!
学生たちにとってはプロジェクトの締め括りとなるプレゼン。半年間、一生懸命取り組んできた企画なので緊張しつつも堂々と発表していきます。
各地チームの発表は、思わず審査員もうなる企画ばかり!
チカラの入ったプレゼンに、審査員からも「具体的な価格設定はどうするのか」など真剣な質問が投げかけられます。
そして約2時間にもおよぶ学生たちのプレゼンは終了。
その後、審査員の方たちによる審査会が行われました。
発表を終えた学生たちはホッとした表情を見せつつも、どのチームが最優秀賞を獲得するのかをドキドキしながら待っている様子です。
審査員の方たちが再度正庁の間に入場。いよいよ審査結果の発表です!
最優秀賞の発表の前に、特別賞が発表されます。
フォーリンデブはっしーさんから発表されたのは、「コンドームプロジェクト」を提案した、バンタンデザイン研究所大阪校のチーム14!
統計を交えながらのプレゼンテーションが印象的だった彼ら。
メンバーは「ここで終わらず、次につなげられるよう今後もこの企画を続けていきたい」とこれからの意気込みを語っていました。
OSAKAもの・ことづくりラボ実行委員長 野杁 育郎さんから、さらにもう1チーム、特別賞の受賞者が発表されました。
特別賞を獲得したのは、バンタンゲームアカデミー大阪校のチーム11!
大阪が誇る伝統芸能、人形浄瑠璃文楽をモチーフにしたアニメを提案したチームです。
ストーリーも丁寧に考えられていて、聞いているだけで絵が浮かんでくるようでした。
そしてついに最優秀賞の発表です。
発表は大阪府 公民戦略連携デスク・プロデューサーの山縣 敦子さんから行われます。
頂点に立ったのは…
バンタンデザイン研究所高等部大阪校のチーム26!
「幸せを戻そう、環境へ」をモットーに、なにわ野菜と大阪湾で捕れる魚を用いたお菓子を提案しました。
パッケージも水溶性プラスチックや竹を使った、環境に優しいお土産です。
手に取れば、観光客だけでなく大阪府民も自分たちの街について考えるようになれるような商品で、文句なしの最優秀賞です!
惜しくも受賞を逃したチームの企画もよく練ってあり、実現可能なものばかりでした。
この経験を通じて、参加した学生たちはチームワークや企画をすることの大変さや楽しさを学んだのではないでしょうか。
皆さんの今後の活躍を期待しています!
【最終プレゼン 審査員】
OSAKAもの・ことづくりラボ 実行委員長 野杁 育郎 様
大阪府 環境農林水産部 泉州農と緑の総合事務所 所長 原田 行司 様
大阪府 公民戦略連携デスク プロデューサー 山縣 敦子 様
一般社団法人 2025年日本国際博覧会協会 企画局 戦略事業部 戦略事業課 係長 今村 治世 様
株式会社バンタン 代表取締役会長 石川 広己
グルメエンターテイナー フォーリンデブはっしー様 〈プロジェクト特別監修講師〉
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