こんにちは。
バンタンゲームアカデミーです(^0^)
今回のゲストは………
「YouTuberに俺はなるー!ではなく、動画にも色々な仕事があります。
YouTuberになることだけが動画エンタメに携わることではありません!」と熱いマックスむらい講師。
YouTubeチャンネル再生回数累計18億回、言わずと知れた日本を代表するYouTuberです。
動画業界には様々な職種が。
演者……芸能人も続々参戦
企画者……意外と大穴!(演者に企画を売る企業もある!)
編集者……慢性的人材不足!
プロデューサー/ディレクター…慢性的人材不足!
事務所/プロダクション……中堅になると必要。でも大手になると?と持論を展開。
「今はアイドルがYouTuberになりたいという状況。現場を仕切れるプロデューサーやディレクター、そして編集者は引く手数多です。
この業界に関わるなら、ディレクター、編集者がオススメ。ゲームアカデミーで学びながらディレクターや編集を目指すのもいいと思いますよ!」と、アドバイス。
そもそも、どのようにしてマックスむらい講師は誕生したのでしょうか?その歴史をひも解きます!
マックスむらいが、マックスむらいになる前
「18歳のとき、渋谷のITベンチャーに入社して22歳で部長になりました。50人くらいの部下を率いていましたね。
写真を見返して我ながらすごく生き生き仕事をしていて。
仕事=遊びにできるって大切な才能のひとつです。動画に関わる仕事に安定はありませんが、楽しむことがとても重要です!」
2008年営業マン→ ライターへジョブチェンジ!
上場企業の子会社の社長でありながら、天才営業マン。
しかしiphone3Gに出会って「世界が変わる!!」とライターに。いち早くスマホアプリ紹介に特化したブログメディアAppBank開設。
自分を変えるためにやった3つのこと!
「まず、場所を変えました。渋谷で8年間働いていたのに鎌倉に引っ越したんです。
次に、働く時間。村上春樹さんのインタビューを読んだら朝に仕事をするとあったので参考にしたんです。
3時半に起きて4時に地下室にこもり、ひたすら文章を書きました。
何故この時間かというと当時2時にアップルから最新情報が入ってきたので、朝イチに最速でアプリ紹介を配信しようと思ったから。
そして、人間関係を変えました。営業時代の4000枚の名刺を全部捨てて8年分メールをデリートしました。めちゃくちゃ良かったです。
この3つがなければマックスむらいはなかったと思う。ドラスティックにやったほうが色んなことが見えます」
2012年AppBank株式会社設立。鎌倉の線路沿いのワンルームから始まった
「引きこもってアプリのレビューを書く生活でしたが、プレゼンやトーク、会いたい人に積極的に連絡を取るといった会社員時代の力は、すべてAppBankに活かされましたね!」
そして、アプリの専門家として多数のTV番組からオファーがくるほどに。
「このときのモチベーションは、とにかくiPhoneを広めること!商売は二の次でした。①よく喋る②態度でかい③物怖じしないのがウケたんだと思います」
運命の2012年 2月20日 パズル&ドラゴンズがリリース。そして迎えた2013年1月24日 女神降臨ニコ生!
『ゲーム実況はニッチ』『スマホゲームの生放送で数字とれるの?』という懐疑的な声をはねのけ、番組は大ブレイク!!
「村井知健から、マックスむらいになる瞬間!!!マックスむらいデビューです。
ゲームが下手だった私が出た理由は、他のメンバーは緊張するので出たくないと言われたから。『カメラ慣れしてるし、村井でいいんじゃね?』となったんです。
ニコ生と差別化するためYouTubeでは日常プレイを公開しました。意識したのは『プラットフォームによって差別化』です」
画づくりも差別化!!
「MMORPGも、釣りよかでしょう。も無かったんです!!ここ、重要です。なかったというのは、インターネットにめちゃくちゃ重要です!!」
YouTubeにない動画を!
「動画を始めたとき、私のコンセプトは一人テレビ局でした。今や、YouTubeは絶対に避けられない王様プラットフォーム。
彼らは『好きな事で生きていく』というキャンペーンを打ち、YouTuberという職業を生み出したんです。
勝つ為には、プラットフォームが何を考えているのかを考えて動かなくてはいけません。重要なのは、主語が『YouTube』だということ」
マックスむらい講師の今後は?
「次にどのジャンルの動画にフォーカスが当たるのか?自分の強みを活かせて、かつトレンドにも乗るのがいいです。
自分で新しいトレンドを作り出せたら最強です。ちなみに、もしも自分が今からYouTubeを始めるなら2分くらいの短い動画を1ヶ月くらい投稿してみます。
一定視聴者数をとれたら初めて自己紹介とかトーク動画をやってみますね。」と、惜しみなくアイデアを伝授しました。
<質疑応答>
Q 最近YouTubeを始めました。登録者数が30人です。心がけることは?
「あなたがどう映っているのかを意識して。俺の話をもっと聞いてくれ〜!みたいな感じだと拒絶から入っちゃう。ゲーム実況なのか音楽なのか?どのジャンルにするかを研ぎすまして!」
Q ディレクターにはどうしたらなれますか?
「『インターネット番組 制作会社』とかで検索してみてください。小道具の買い出しから、みんなが仕事をできるようにするために動く『何でも屋さん』ですが人脈は増えます!」
Q YouTuberです。再生回数がのびる動画と自分が好きな動画が異なります。どちらを優先すればいいですか?
「2ジャンルのびているなら、2ジャンルを!何故なら1ジャンルが行き詰まったときに辛いから。
無理なら下手に動画を出さず、更新頻度を多少落としても構いません」と真摯にアドバイス。
日本を代表するYouTuberの言葉に、参加者も大きくうなずいたり、メモを取ったり。ゲストたちも、ここでしか聞けない有益なヒントを持ち帰れたはず!
マックスむらい講師、お忙しいところありがとうございました!