こんにちは!バンタンゲームアカデミーです(^^)
卒業シーズンに突入した3月3日、
バンタン卒業修了制作展「Vantan Student Final 2019」が開催されました!
学生生活の集大成となるこの卒展。
平成最後の開催とあって「リバイバル」「懐古」「ノスタルジー」をテーマに、
VR等の最新技術で表現した作品が多数展示され、ゲームアカデミーブースは大賑わいでした!
その模様をレポートしたいと思います!
「ブースの入り口はこちらです!ゲームや映像作品を展示しています。どうぞお立ち寄りください!」
引き込まれるようないい声で声優学部の学生が呼び込みをしています。
入り口のアプローチではイラスト作品群「Recollection」を展示中!
ファンタジックな美しいイラストが並ぶ中、「戦艦長門」を描いた作品が。
作者の一人の高樹君は「軍艦好きが高じてCGで描写しました!
シルエットのリアルさと夕日が当たっているようなライティングの描写にもこだわり、
迫力ある絵作りを意識しています。」と話してくれました。
懐古やノスタルジーというテーマと戦艦を組み合わせて表現するなんて…渋い!
続いてブースの中を覗いてみると…
懐かしの「鉛筆転がし」をVRで楽しむゲーム作品や、パルクールのような疾走感をリアルに楽しめる映像作品などが大賑わい!
「イケメンヨーヨー」なるVR作品には行列ができています。
映像と音を分解して再構築するという作品では、制作背景について尋ねるお客様が多くいらっしゃいました。
ドラマCD「思いをカタチへ」を制作したのは声優学部の学生たち。
シリアスなものからコメディーまで各10分ほどの作品を楽しめ、なかなか席が空かないほどの人気です。
「重い運命を背負っているキャラクターの役を担当しましたが、めちゃくちゃ難しかったです!
自分の経験値を超えた重さを表現するのが本当に大変でした。でもその分クオリティには自信があります!」
こう語るのは、声優として作品に出演した丹羽さんです。
バンタンに入学してからは、アニメや演劇などを表現者側の視点で見られるようになり、
2年間でかなりの成長を感じられたそう!
一緒に呼び込みをしていた松崎さんに将来の目標を聞きました。
「同級生や先生など、今まで知り合った方たちの自慢になれるようになりたいです!
何年か経って「こいつ飲み仲間なんだぜ」みたいな感じで言ってもらえるようになれたら嬉しいですね。」
この気持ち、よくわかります…。
みんなの自慢になれるよう目標に向かって邁進していってほしいです!!
ドラマCDの向かいでは、
平成後期に出現し今も人気の乙女ゲームにフィーチャーした作品「Attract past -Linked Only You-」が。
「3人組男性アイドルの誰か一人を選んでいただき、
VR上で会話をしていきます。会話の内容によってシナリオが変わっていくというコンテンツです。
彼らのプライベートを垣間見ることができますよ。」
とディレクターの小西君が解説してくれました。
「体験された一人一人に異なる体験をしてもらいたくて、実現させる方法には悩みました。
会話の選択肢によって別々のストーリー展開を見せていくマルチエンディングの手法を取っていますが、モーション数の絞り込みが大変で…。
さらに本当にアイドルが目の前にいるような感覚を味わってもらえるよう、部屋の空間作りにもこだわっています。」
こちらの制作期間は5ヶ月だそうですが、その期間で膨大な数のモーションを作っていくのは大変だったことでしょう…。
まさに集大成ですね!
ちなみに、ゲームプランナー専攻だった小西君の学生生活は
「プログラマーやデザイナーと違って、プランナー専攻では決まってこれを学ぶということは少なく、
本当に様々な授業を受けていました。というのもプランナーの仕事内容が幅広いためなんです。
その中でも一番重要だと感じたのは、プランナーには人と人をつなぐ役割があることです。
なのでコミュニケーション力とかタスク管理力とかスケジューリング能力は欠かせないと感じました。
今回の卒業制作でも、15人チームの中で僕一人がディレクションの役割で、
実際の仕事でもそんな大人数を一人でまわすことはないと聞いて…
すごい経験ができたと感じています。仕事に直結する学びを得られたのは大きいです!」
たくさんの学びを得て、学生たちはいよいよ社会に旅立ちます。
新しい環境でもバンタンでの学びを胸に羽ばたいてほしいです!
さて、この後はいよいよ卒業修了制作展の最優秀作品が決まる「バンタンアワード」表彰式の模様をレポートします!
続きをお楽しみに!