19.03.30 22.04.14 更新

【東京校】就活を制する!ゲームアカデミーOB・高木正文講師によるポートフォリオ指導とは?

東京校
ゲーム学部
eスポーツ学部

こんにちは、ゲームアカデミーです(^0^)

 

今回は、就活の成否に関わる「ポートフォリオ」(作品集)のポイントを学びます。教えてくださるのは、ゲームアカデミーOB・高木正文講師。

「1983年に生を受けまして、現在35歳です。

2005年に、ゲームアカデミーの前身である『バンタン電脳ゲーム学院』を卒業しました」

新卒でスクウェア・エニックスに入社され、フリーランスも経験。

最近では、木村匠吾講師らと共にSSS by applibotというスタジオを立ち上げ、ゲームの企画コンセプトデザインなどを行っています。

 

 

<表現のクオリティを上げるために必要なものとは?>

ここで、ちょっとしたグループワークに挑戦!

 

 

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高木講師「これから先輩のポートフォリオを配ります。

皆さんは、面接官です。その人が、やれること、やりたいことを抜き出しましょう。

例えば、デッサンが上手とか特筆すべきポイントを挙げてみて。作者の得手不得手を、読み解いて」

 

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グループごとに分かれてポートフォリオをチェック。

最初は「うま〜い!!」と素直に感心していた学生たちですが、ページをめくるうちに

「Live2Dもできそう」「厚塗りが得意そうですね」

「見た感じ、女の子が多い。男の子はいないですね」

「仕事として、男の人を描いて欲しいときにオーダーできるかな?」と、議論を深めていきます。

 

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チームごとの発表では「女性のキャラが9割と多く、得意なことが分かります。

ただし、3Dが入っていなかったので、制作途中のものでも入っていれば」

他のチームも「厚塗りと線画、どちらもできる印象。

東京ゲームショウでLive2Dキャラクターの作品を出しています。

どれもクリップスタジオで描かれているので、他のソフトは使えるかというのが少し不安に感じました。」

3チーム目からは「インパクトのある画が印象的です。

一枚画を書き上げる力があり、厚塗りが得意。UIも悪くありませんが、

UIよりも一枚画のインパクトがありました」と、鋭い分析が続きました。

 

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高木講師「今、自分たちが気付いたことは、

自身のポートフォリオに対しても同じようなことが言われます。身にしみたよね?

全員の発表の中で、出てこなかったキーワードがあります。それは『クオリティ』。

今後は、クオリティについても意識してみてください。

そもそも、クオリティとは何か、それは……1.技術力、2.イメージ力、3.質感や空気感を表現できる描画力のことです」

 

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<就活は、早く動いて損はナシ!>

「就活が、最も熱い時期を知っていますか?答えは、G.W前、4月26日頃までです。

夏休みが明けて、7月8月くらいが2番目に熱い。3番目に熱い時期は9月以降でしょうね。

なぜかというと、会社は雇える人数が決まっているから。

例えば2019年に5人採用しようと思ったら、4月の時点では席が5個空いています。

しかし、時間が経つにつれて採用できる枠が狭くなっていきます。

僕が前にいた会社では、4月の時点で落ちても、

画力を高められた学生は10月に受かることもありました」と、希望の持てる話も。

ちなみに、12月から1月は“血みどろの”就活期間なのだそう……!!

 

 

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<自分の「武器」は?「弱さ」は?>

「専門学校では、就職を目指しているので、色んなことを要求しますね。

ジェネラリストを目指すなら、おじいちゃん、おばあちゃん、女の子、UI など色んな分野を描き分けられるといいです。

ただし、必ずひとつは武器を作ってね。そして、それを必ずポートフォリオに入れてください

ちなみに……と、取り出したのが、高木講師が学生時代に提出したポートフォリオ。

「今の僕がコレを見たら、突き返すね。表紙に、高木正文大全と書かれていて、ポートフォリオとすら言っていない(笑)」

作品は、厚塗りがメイン。『DARK SKY 海は男たちを狂わせた』など自ら作ったキャッチコピーも印象的。

 

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高木講師「この作品集を見て、どう思う?」

学生「気になります。この方を、もっと知りたいなと思います(笑)」

高木講師「そうだよね。デッサンとかは入っていないし、ポートフォリオの体としては間違っていますが、

こいつ、熱量があるな、会いたいな感はある。僕の場合は、それが武器です。クリエイターとしての武器を、どう表現するかを考えて

後半はポートフォリオ添削も。高木講師「コツコツ見てもらってフィードバックをもらいましょう」と、エールを送りました!

 

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自分の武器を明確にすること、ときには作品を客観視することの大切さが改めて分かったはず!

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