2019年3月に6周年を迎える『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』や『白猫テニス』、『DREAM!ing(ドリーミング)』、『バクレツモンスター』、
そして『白猫プロジェクト』など人気タイトルをリリース・運営している株式会社コロプラ。
「経営理念は、『Entertainment in Real Life~エンターテインメントで日常をより楽しく、より素晴らしく~』。
ポイントは“日常を”というところでエンターテイメントを提供することで、皆さまの日常をより楽しくしたいと思っています」と、
株式会社コロプラ HR本部 次世代採用グループK.O様。今回は、株式会社コロプラ様による学内説明会をレポートします!
<そもそも、コロプラの始まりは?>
「社長の馬場が、大学院時代にモバイルゲーム『コロニーな生活』の開発・リリースをしたことでした。
会社員になっても運営していたのですが、遊んでくださるユーザーさまが増えたことをうけて、2008年10月にコロプラを設立しました」
2014年に東証一部上場を果たし、現在オフィスは恵比寿にあります。
<事業内容は?>
「モバイルゲームサービスとVR(仮想現実)サービスを主軸にしています。
また、白猫テニスグランドスラムやコロプラフェス2018など、リアル系イベントにも力を入れています」
その他にも、位置情報プラットフォーム事業、360度動画事業(動画コンテンツを配信する子会社の360Channelを通じて)、
位置情報ビッグデータ分析など多岐にわたります。
<募集する職種は?>
大まかにエンジニア、デザイナー、サウンド、プランナー、総合職の5職種で成り立っています。
「現在、約850名(2018年9月末日時点)ほどの社員がおりますが、総合職は全体の2割くらい。
つまりクリエイターが8割いる企業です。役員の3分の2もクリエイターで、ものをつくる人が働きやすい会社にしたい、もっとよいものをつくっていきたいという想いをもっております。
」
<デザイナーのお仕事とは?>
「2Dデザイナー、3DCGデザイナー、UIデザイナーの3職種に分かれております。特徴でいうと職種の垣根がなく企画から携われたり、
特に3DCGデザイナーは、モデル、エフェクト、モーションの部署を3ヶ月ごとに異動し、技術の幅を広げることができます。
新卒の事例だと入社1年目から新規プロジェクトでデザインを担当することもできます。」
ここで、志望する学生が多かったデザイナーのお仕事について詳しく教えていただきます!
<2Dデザイン>
1.キャラクター/カードデザイン
カードデザインでは構図ラフを考え、線画ラフに落とした後、着彩して仕上げていきます。
2.背景
世界観をつくる仕事になります。エリアマップも背景デザイナーが担当します。
余談ですが、現場デザイナーによれば、ゲームを作るうえで欠かすことができないのが「検索能力」。
武器や背景等のデザインは様々な素材を集め、それぞれの良い部分を組み合わせて作っていくので自分が欲しい素材をいかに適切に、
早くゲットできるかによって作業効率やアウトプットが変わってきます。
<3DCGデザイン>
1.モデリング•テクスチャ
キャラクターはポリゴンという三角形を組み合わせて、1体を作っていきます。現状スマホゲームは、ローポリンゴンで作るのが基本です。
2.背景(モデリング•テクスチャ)
360度見渡して、違和感なく作れるかが背景モデラーのお仕事。バトルステージを作ることも背景モデラーの仕事で、プランナーと意見を出しながら作っていきます。
3.モーション
モデリングしたものに動きをつける、いわば命を吹き込む仕事です。キャラクターが、違和感のある動きをした途端にユーザーさまは遊ぶのをやめてしまうので、動きの滑らかさが肝心です。
4.エフェクト
技の特殊効果など演出部分。モデリングとモーションの集大成といっても過言ではありません。
<学生たちから質疑応答!>
Q.2DからUI へ、といった異動はできますか?
「2Dから3D、デザイナーからプランナーに転向する方もいます。志望すればキャリアを変えることは可能ですよ」
Qキャラクターデザインでは、どこまでデザイナーが考えて作るのでしょうか?
「プランナーに細かく設定されるというよりは、デザイナー自身が世界観に合わせて作ることが多いですね。」
さらに、細かな選考フローについても説明してくださいました!
ポートフォリオチェック会では、5分ほどの時間をかけて丁寧に作品をチェック。
「どのキャラも、目が似ている印象。バリエーションを出して」「自分が一番見せたい作品を、最初のページにするといいですよ」と、
的確なフィードバックを与えてくださいました。
最後に「ポートフォリオでは、自分が得意なこと好きなものを全面に出して。このキャラクターを見て100円を払ってでも欲しい!と
思ってもらうためには、装飾にもこだわって豪華に見せることが大切。作品をつくるうえでも意識してほしいですね」と、貴重なメッセージも。
就活に励む学生たちにとって、追い風となるような情報がいっぱいの説明会でした!